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カトリックQ&A

親切で明るいシスターがたを見て、いつも敬服します。どういう生活をなさっている人々なのでしょう。


そうですね、日本ではシスターたちの活躍は目覚ましくて、学校や病院や福祉施設の経営を始め、さまざまな分野でカトリック教会の宣教活動を担っています。「シスター」と呼ばれている人たちは、要するに先に述べた修道生活を送る女性たちです。

さて、シスターたちがどのような生活をしているかと言えば、それは修道会によって違いますが、皆に共通なのはキリストと教会のために身を捧げている、ということでしょう。それは、キリスト教信仰の特別なかたちでの実現、キリスト者としての一つの特殊な生きかたとして、普通の信者の生活と違っています。

その違いは、より具体的には修道者の「誓願」(神と人々の前で公にする誓い)に表されます。修道会に入ると、だれしも一定の期間は見習いとして過ごし、その後に誓願を立てることによって、一人前の修道者となります。誓願の主な内容はどの修道会にも共通していて、「貞潔」「清貧」「従順」の三つです。「貞潔」とは、徹底してキリストに従うために結婚も家庭生活も放棄して、いわばキリストを伴侶として生き、修道会の共同体を自分の家庭とすること、「清貧」とは、貧しくなったキリストにならうために、いっさいの私有財産を放棄して、生活の糧をすべて修道会の兄弟姉妹と共有すること、「従順」とは、死に至るまで父のみむねに従ったキリストにならうために、自分の意志を奉献して、長上の指導の中に神の意志を読み取ることです。いわば結婚する人が結婚式で交わす誓約に似て、修道者にとって誓願は自分をキリストと修道会に結ぶ生涯のきずなとなります。

シスターたちは、この誓願を立てることによって、主キリストに身を捧げ、それぞれの修道会の活動と生活様式に従って、教会と世の人々への奉仕に尽くしています。会によって制服を着ている人々もいれば、私服の人々もいますが、それは修道会のたずさわる活動によって違います。信仰を公に表すために修道服を着ることも大切ですし、仕事によっては社会の中で一般の人と隔てなく働くために私服を着ることが必要にもなるでしょう。

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