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「聖イグナチオ年」について

2021.05.11

カトリック・イエズス会センター長 李 聖一 SJ

聖イグナチオ年:2021年5月20日から2022年7月31日

パンプローナの戦いで負傷したイグナチオは、故郷のロヨラ城に送り返され、療養生活を余儀なくされるなかで、回心を体験しました。その後、同志を得て、イエズス会を創立するに至ります。パンプローナの戦いで負傷したのが1521年5月20日。2021年はそれからちょうど500年になります。イエズス会は、イグナチオの回心の発端となった日から、イグナチオがローマで死去した7月31日までを、「聖イグナチオ年」と定めました。その目的は、現代におけるイエズス会のミッションを果たすために、イエズス会員自身が回心の道を歩み、「キリストにおいてすべてを新しく見る」ためです。

イエズス会のミッションにつながる上智大学も、イエズス会と思いをひとつにし、この年をふさわしく記念することができればと思います。

<ロゴ説明>
“Ignatius”の名前と“S”を「5」に見立て、「500」にしている。